第101回 洋ランの集い 月例会

4月8日 (日) らぶりぃにて

参加者6名(山形村山1名・寒河江2名、仙台1名、岩沼2名)

  • コピー機の調子が悪くて3月の会報が遅れてしまい皆様に手伝っていただいてやっとできました。
  • 達家さんの資料から英文ですが「自分で勉強してください」とのこと。ソフロニティスについて・・須藤さん株の2つのソフロニティス、米松の板付は夏は涼しくして根が腐ったら早く取り除く、見事に30輪ほど咲いていた。素焼植えのは花が小さいが鉢が見えなくなるくらい丸くなってたくさん咲いている、水管理が大変だそうです。レリアのフラバー茎が長くオレンジの花がきれい、Cセルリアナは3年目で3輪咲いたのは珍しい、小株で8万円もするものです。蔵田さん株のマキシラリアとエピゲニウムは鉢からはみ出しても構わない、セロジネのムーレアナは鉢が小さくてバルブが大きくならないので植え替え実習した、バックを切って新しいバルブのほうに水苔を付けて2周り大きい鉢に植える、バルブが太ってきたら水をたくさんあげる。藩株のマスデイグネアは大株で30輪ほど咲いている、マスデは透明プラ鉢に水苔植えが良い、湿度が大切。デンドロのスブリフェラム・バンノフィディ・リケナスキラム、ベキシラリウスなどの観賞。
  • リカステの植え替え実習・・5個のバルブを2対3に分け2バルブは新芽の出そうなところを大事にして切り口にロウを塗って新しい水苔を巻かずに縦方向にくっつけるようにして植える、バックの3バルブは高級なものであれば傷んだ根や水苔を全て取り除いて流水で洗ってから新しい水苔で植える、いらないものなら廃棄してもよい。
  • モグモグタイムでは須藤さんから秋保さいちのおはぎ、軽部さんから山形銘菓シベールのラスク、らぶりぃから煮りんごの差し入れで美味しくいただき賑やかに談笑した。ありがとうございました。

蔵王の風 4月例会

  • 4月例会の日は、桜前線が仙台地方に到達してから3~4日過ぎていたこともあって、何処の桜の名所も見ごろを迎え、日曜日と重なって車と人で賑っていた。特に県内随一の名所、大河原の一目千本桜に繋がる道路は大渋滞を呈していた。また、仙台市民の憩いの場所である西公園の桜が満開を迎えたこともあって、ブルーシートと人の輪で、身動きができない程の混みようであった。今年の桜は暖冬の影響もあってか、相当早い時期に開花したようである。この影響で、全国の桜の名所は、花見客受け入れに大慌ての様相を呈していたがその一方、仙台では満開の時期と、新年度の入所・入園・入学式の日とが重なって、満開の桜のトンネルを潜って、新年度を迎えていた。このタイミングの良さは、過去の私の記憶では、思い出せない。
  • 「らぶりぃ」に繋がる遠刈田・蔵王街道もまた、水仙・連翹の黄色と白のこぶし・木蓮と、ソメイヨシノが一斉に咲き始め、春到来を実感するのに十分な風景である。周りの里山の山桜も咲き始めていて、沿道のソメイヨシノと山桜の競演である。これは大変珍しい事である。
  • さて、例会は、山形 村山の須藤さん株のS.コクシネア2株の観賞から始まった。一目見て驚いたのは、兎に角デカイ、30を越える開花中の花の色と数も凄い。只々圧倒されながら拝見した。この2株の一方は米松に板付、またもう一方は素焼き鉢に盛り上がるように育てられたものだが、何れも健康優良児である。しばらく皆さんで見入っていた。藩さんの話しでは、ここまで育て上げるには、ラン栽培のあらゆる条件をクリアーしないとここまでにはならない、とのこと。そうでしょうねー。その他、開花中のL.フラバ、C.セルリアナの持ち寄り株を観賞した。また、藩さん株のMasd、イグネアの開花大株もまた凄い株である。このイグネアの 育て方はミズゴケとプラ鉢が最良とのこと。その他、観賞と意見交換となった株は、Masd.ユニフローラ、Den.スグリフィラム、ベキシラリウス等であった。最後に、セロジネとリカステの植え替え実習を通して、株分け、植え込みの要領を勉強した。休憩時間、須藤さんからアンコとキナコのおはぎの差し入れと、軽部さんから山形銘菓、ラスク菓子、藩さんからのりんご菓子を頂き、バンダの育て方を話題にしながらの談笑となった。

蔵田

次回のお知らせ

★次回は第102回親睦会と総会で5月26日(土)27日(日)です。
10周年記念イベントがありますので皆様のご参加をお待ちしています。
出欠のご連絡をお早めにお願いします。