4月9日 (日) 午後1時~ らぶりぃにて
参加者8名(仙台2名、福島5名、水戸1名)
雪が少し残る中、春の兆しを感じながらの例会でした。
- 初心者のためにカトレアの植え替え実習を須藤さんの講習で行いました。とても
分かりやすく丁寧に教えていただきました。- 根がはっているときは鉢を割る。
- 傷んだ水苔をきれいに取る。
- 新芽を傷つけないうに根を折らないように丁寧にやる。
- よく観察して植え替え時期を見極める。それぞれの品種によって時期は違う。
- 水圧で古い根や水苔を完全に取り乾かしてから根の分量に合わせた鉢に植え替える。
- 植え方は水苔の量と固さを調節して自分で研究してやる。
- 植え替えの時期はそれぞれ違うのでラベルに書いておくと良い。
- 自分なりに考えて支柱を作って立てる。
- 持ち寄り株の観賞と勉強・・デンドロのベラマリ、リュウコシアナム、マスデのプミラ、スルファレウムのリジリフォリウム、カトレアのインターメディア、フラグミペディウム
- 肥料について・・亜リン酸は根に良く花つきもよくなる。花があがってからやると奇形になるので春から夏にかけて生長期にやる。カトレアは秋口に3000倍ぐらいであげる。
- 水戸の里見さんから和菓子の差し入れをいただきました。ありがとうございました。
蔵王の風 4月例会
毎年の事だが、4月例会の日は、桜の満開情報の報道で賑わっている。丁度この日は、関東地方の桜の名所が映し出されていたが、ビル街と川縁とソメイヨシノの桜のコントラストは,都会ならではの美しさを醸し出していて爽やかである。 仙台の満開の時期は、「花冷え」の天候が続いていることもあって、もう少し先になるようである。だが、仙台の桜の名所、西公園(桜ケ岡公園)では、勤め帰りのグループや学生の一団は、花より団子とばかり、宴酣である。また、4月のこの時期は、旅立ちと、出会いの季節でもある。クラスメート・学友・先輩・恩師の素適な人たちとの出会いを、と、願わずには入られない季節でもある。
- さて、4月例会もまた、多くの持ち寄り株がテーブルに並んでいた。参加された方々は、水戸の里見さん、山形の須藤さん、地元の清水さん、私、藩さんをはじめ、ベテランから私のような初心者まで、多彩な参加で、賑やかな例会となった。例会は、私のように、らん栽培を基本から学びたい、との希望もあって、亜リン酸肥料などの種類と選び方、与え方と効果や、新根の観察と植え替え時期の見極め、温度管理や散水量と散水方法、支柱の作り方、コンポストの選び方、など、多岐にわたってご指導頂いた。中でも、藩さん、須藤さんによる目の前での、株分け、植え替え実習は、今の時期に適って大変参考になった。
- 今回テーブルに並んで話題になった株は、里見さんの湿度が足りないリュ-コシアナム4株とクスバ-トソニ-2株。須藤さんのC・インターメディア開花大株2株、ラビアタ、株分けワルケリアナ多数、リカステ開花株、藩さんのセロジネ・ムーレアナ開花大株、根の観察用のC・トリアネイ、リュ-コシアナムの大株、フラスコ苗から育てた Masd・プミラやクスバ-トソニ-苗40株、その他、多くの持ち寄り株の観賞と意見交換が行われた。
- 休憩時間、賑やかな話題で交流するのが常であるが、里見さん差し入れの水戸特産の和菓子を頂きながらの休憩となった。最後に、皆さんで、須藤さん持ち寄りのワルケリアナの分け株と、藩さん苗Masd・プミラ夫々1株ずつ頂いた。大切に育てます。
蔵田
次回のお知らせ
次回は第九十二回 親睦会・総会・レクチャー勉強会
5月27日(土)28日(日) らぶりぃにて
準備と昼食の予約などのため出欠を早めにお願いします。