3月5日 (日) 午後1時~ らぶりぃにて
参加者4名(山形村山1名、仙台1名、福島2名)
少しさみしい人数の例会でしたが、じっくり勉強ができました。
- 持ち寄り株について・・藩株のトリアネイオカダは今年、太陽が多かったのでバルブが太ってめずらしく花がきれいに咲いた、マキシラリアは株分けしたら作落ちした、マスデのアヤバカーナ・メンドーサ、ショウエノルキス、ソフロニティス、ポログロッサム、ベキシラリウスなど。蔵田さん株デンドロキラムのグラマセウム、マキシラリアは小さくて可愛い。須藤さん株のカトレアのオービターセンダイは花上がりが良い、ロックレリアのマンティグエラは夏場直射日光で可で寒さにも強い、トリアネイのロルフアルデンバーグは花弁が淡いピンク、Cインターメディアはカトレアの中で一番丈夫、Cプレスタンスはめずらしいのっぺりした花、ローレンセアナのセルレアは株の力が弱く開ききれなくてシワシワにまるまってしまった、ソフロニテラのビオラセアは原種同士の交配で小さくて可愛い。松浦さん株のオージーズハイローはよく育っている、クスバートは傷んだ水苔や根をきれいに丁寧に取って植え替えして株が浮かないように水苔を株元に足す。殺ダニ剤と殺菌剤を年4回やると良い。
- 松浦さんの差し入れで生どら焼きをいただきました、ありがとうございました、美味しかったです。
蔵王の風 3月例会
- 弥生3月、例会当日は、早春のぽかぽか陽気となり、春到来を予感するに十分な陽気に恵まれた。里山には霞が立ち込め、蔵王連峰もまた薄ぼんやりとしていて、眼に入る自然の光景すべてが、春の香りを漂わせていた。私にとってこの時期の春の便りは何と言っても東伊豆の河津桜と水戸偕楽園の梅の開花情報である。そして、このニュースが流れてくると、我が家の庭では福寿草の開花を迎へるのである。これから、クロッカス、ヒヤシンス、水仙と、ご近所の庭も賑やかさを増してくるのである。この日は、陽気に誘われ、少し早めに家を出て、途中二軒の「道の駅」へ立ち寄ってはみたが、今の季節は丁度端境期で、旬の野菜が店頭に並ぶにはもうしばらく掛かりそうである。
- さて、3月例会は、久しぶりに福島の松浦さんと富田さんの参加を頂いて始まった。お二人が持ち寄ったクスバートソニー、オージースHi-Roの3株は、私のような初心者でも、一目で見て「いまいち」かな、と思われ、植え替え方法や、日常管理の注意点など、アドバイスを頂く事となった。特にクール種は、経験豊富な育種家の手解きを頂いて栽培する事が一番いいのでは、と非常に参考になった。
- つづいて、持ち寄り株の観賞と意見交換である。今回もまた、多くの持ち寄り開花株が机上に並んでいた。主な株では、Den、交配種、セッコク×ツワナンヒー株、ベキシラリウス、クスバートソニーの苗35株、Max、Masd・メンドーサ、C.ソフロニティス・コクシネア、ソフロニテラ,ローレンセアナ、プレスタンス、インターメディア、トリアネィ、マンチグエーラの大株ビオラセア、その他、珍種株,貴重な株等である。これら多くの株を観賞しながら、高温が必要な種類や植え替え時期、保湿の大切さなどが話題となり、大変勉強になった例会であった。
- 例会の途中で休憩となるのが常だが、これまた多様な話 題で賑やかになる。今回は松浦さん・富田さん差し入れの「どら焼き」を頂きながらの談笑となった。主な話題は、今年の「世界ラン展」や「とうほくラン展」の感想や、入賞株の評価についての意見交換となった。
蔵田
次回のお知らせ
★次回は第91回 2017年4月9日 集い例会 1時~ らぶりぃにて