第126回 洋ランの集い 月例会

2月28日 1時から らぶりぃにて

参加者4名(仙台1名、山形村山1名、寒河江2名)

コロナ禍でしばらくお休みしていた方々が久しぶりに参加していただき、とても和やかでした。

  • 持ち寄り株の観賞・・・須藤さん株はコバチ・ベッセイ、トリアネイのムーレアナとコンコローラ、ベキシラリウス、レストレピアのエレガンスとグッチュラータ、バルボのスルファレウム、ロックレリアのケッティアーナ、エランギスのルテオアルバ、オンシジュームのカウケアなど。軽部さん株はデンドロのリンギフォルメ、カトレアのラビアタ。藩株はショウエンオルキス、セラトスティリス、リカステのムーレアナ、セロジネのマームレアナは軽部さんへ嫁入りしました。
  • 軽部さん株ドラキュラのレゼキアーナとセロジネのクリスタータを植え替え実習しました。
  • 藩株セロジネのニティダムの大株を株分けしたら50~60株に増えたので皆で分けた。
  • 休憩時のおやつで蔵田さんのイチゴ「もういっこ」、須藤さんのくじら餅、軽部さんのいちご大福、藩さん手作りベルギー生チョコをいただきながらコロナ禍のことや世界らん展のことなどの話になった。いろいろな差し入れをありがとうございました。美味しくいただきました。

蔵王の風 2月例会

  • 2月例会は、弥生3月に手が届く2月最後の日である。この日は、これまでの悪天候とは打って変わって、ポカポカ陽気の好天に恵まれ、蔵王連峰を遠望すると北蔵王から南蔵王の山容が鮮やかに浮かび上がっていた。このような蔵王を眺めるのは、今冬初めてである。それにしましても今年の冬は、降雪・低温・強風いずれも半端では無かったですね。まさに次から次へと冬将軍が押し寄せた感がありました。それに加えて、2月中旬、福島・宮城を大地震が襲い、10年目を向えた東日本大震災の復興さ中に襲った地震で、相当大きなダメージとなった。
  • また、コロナ禍も一向に収まる気配がなく、今冬の私は、珍しく療養を兼ねたスティホームに徹していた。自宅は里山に囲まれた住宅団地ということもあって、予想以上に野鳥が来訪していることに感心した。珍しかったのは、近隣の水田に数十羽の白鳥が飛来し、2か月程滞在したことである。もともと白鳥などの渡り鳥の越冬地は、ラムサール条約登録地である県北の湿地帯周辺だが、餌場が雪や凍結で、その影響で仙台周辺に滞在したものと思われる。今は古巣に帰っており、白鳥独特の甲高い鳴き声は全く聞くことはできない。もうしばらくすると北帰行が始まる。無事に旅立ってほしいと願う。
  • さて、例会は、地震で大きな被害を被った藩さんの温室の話から始まった。中はめちゃめちゃ散らばって手を付けられない状態だそうで、少しずつ手を加えていくとのことである。 ○つづいて、持ち寄り株の観賞と意見交換となった。数多くの株がテーブルに並んだが、まず、須藤さん株から、Paph.コバチ―開花株、C.トリアネイ、ムーレアナ、エランギス開花株、レストレピア.エレガンス、開花のベキシラルウス、Epi、Onc、カウケアオリバセア、Bulb、など多数株。軽部さん株は、Den.リンギフォルメの板付開花大株、C,ラビアタ、Coel.クリスタータ、ドラキュラ大株(株分け実習)等多数株を観賞した。藩さん株は、ショウエンオルキス、セラトスティリス、リカステ、セロジネ等珍種株多数。私はクリスタータとトリアネイ、軽部さんはニティダム大株とオクラセアを戴いた。大切に育てます。
  • 休憩時間、いろいろな話題で歓談するのが常であるが今回は軽部さんご夫妻からの和菓子の差し入れと須藤さんからくじら餅、藩さんからベルギー仕立てのチョコレートを戴きながらの歓談となった。

(蔵田)

次回のお知らせ

次回の月例会は3月28日 午後1時からです。

皆さまのご参加お待ちしています。