6月19日(日)1時~ らぶりぃにて
参加者2名(仙台1名・山形酒田1名)親睦会総会の後で寂しい例会でした。
- 少人数でしたがマンツーマンで充実して楽しい会になりました。
- 持ち寄り株について・・・蔵田さん株のカトレアのイーグルアイ・レリアカトレアのドリームアイ、藩さん株のレギネ・デンドロのクリエンタム似・パーブレウム・ピラルディー、マスデのアンドレッターナエリナセア、プロメニア、ホルコグロッサム、ベキ
シラリウス、セロジネなど - 花が咲き終わったら株分けすると作落ちしないものがある。また、花が終わってから株分けや植え替えするものと新芽が出る前、または同時に新根が出る前にやるものの2種類あるので印を付けて管理すると良い。
- フラスコ出しの苗で根のないものや弱っているものは水耕栽培がよい。殺菌剤も使うとカビ難い。
蔵王の風 6月 例会
- 6月例会前日の仙台は、30℃越えの真夏日を記録し、今年一番の暑さとなった。仙台の夏の30℃越えは、今ではあたり前となったが、やはり暑い。だが、この暑さは一日だけで、例会当日は、梅雨の時期に相応しく小雨混じりの涼しさを取り戻していた。蔵王の山並み全体は濃霧に包まれていたが、所々、稜線を覗かせ、見るからに山水画の様相である。私は、このような大自然に出会うと、ついつい林道に車を停め、暫し静寂を味わうのである。蔵王・遠刈田花街道は、青葉一色覆われ、すっかり夏の趣である。この一色の中で、ひときわ目立っていたのはマタタビの白い葉と、たわわに咲いているクリの花である。真に、この時期に相応しい自己主張である。
- さて、6月例会は、山麓の霧が晴れたこともあり、ペンション「らぶりぃ」周辺の「山野草観察会」から始まった。「らぶりぃ」は、南蔵王の丁度中腹に位置しており、道端にちょっと目を凝らして見ると、多くの山野草が自生しているのがわかる。今の時期は、蛍ぶくろ(ちょうちんばな)や山ツツジの開花時期を迎えており、山山椒の香りと共に、山百合の花が咲き乱れるのももう直ぐである。
- つづいて、会員名簿改訂版発行の説明と、5月の総会・親睦会で撮られた多くのスナップ写真や記念写真を頂戴した。写真撮影とプリントまでしていただいた方は花巻の柏田さんである。毎回のことだが、記念になる写真ばかりであり、早速アルバムに納めさせて頂いた。
- 引き続き、持ち寄り株の観賞と意見交換である。少人数の例会参加者だったので、持ち寄り株は少なかったが、その分、一つ々の株に時間をかけて頂いて大いに参考になった。私の持ち寄り株のLc開花2株はバルブと花に勢いが無い。原因は株分け時期の間違いで、根の観察が大切となった。次に藩さん株である。大小いずれも珍しい株である。話題になったのはDen.ビクトリアレギネ、クリエンタム、パーブレウム、ピラレディー、 ベキシラリウス、Masd.アンドレッターナ、エリナセア、ホルコグロッサム、セロジネの板付け、などである。また、ナメクジの対処法や、アツモリソウの栽培法も話題となった。
蔵田
次回のお知らせ
★次回は第八十四回 洋ランの集い 月例会 7月10日(日)午後1時~ らぶりぃにて