第89回 洋ランの集い 月例会

2月5日 (日) 午後1時~ らぶりぃにて

参加者6名(仙台2名、岩手花巻1名、山形酒田1名、岩沼2名)

  • 持ち寄り株について・・・藩株のカトレア・トリアネイオカダは今年は日照時間が長かったのでめずらしくバルブが太っシースがよくあがった、リンコレリア・ディグビアナは小苗なので春に鉢増しする、ビクトリアレギネは高芽の中に高芽が入って2本が1本になって生長して太くなった、デンドロのユキダルマキングはいつも春に咲くのに今年は2月に咲いた、リュウコシアナムの大株は東京ドームに持っていくつもり、エピゲニウムのシンビディオイデスは水が好き、マスデ・ツアカウキャンディは株分けして更新して元気、モナークとツアカウのかけたもの、トバレンシスとウエジアナのかけたもの、サンクテイネセイ、クサンシナ、シュレデレナ、イグネアとヒルティのかけたもの、ヒトミ、これらのマスデはプラ鉢の小さい方がとても生長が良い。蔵田さん株のコーエル・ムーレアナ、デンドロキラム・グルマセウムは新根があとから出るプラ鉢が良い。清水さん株のフレッドクラケアラ・アフターダーク、エピデンドラムマスデのチャタレンシス。秋山さん株のカトレア・ルンディセルレア、エピデンドラム・アルバ、ソフロニティス・マンチケエラ、アダ・オーランティアカ。などめずらしい株がたくさん並びました。
  • マスデバリアの植え替え実習
    1. 腐った根や水苔をきれいに取って流水で洗う。
    2. 株を見て2つに分けるか鉢増しにするかを考えてやる。
    3. 根元に水苔を入れて株元のレベルを上にしてから水苔を周りに巻く。
  • ナメクジに新根とつぼみを食べられてしまうときは粒のオルトランが効く、1か月ぐらい有効です。
  • 蔵田さんより蔵王産のイチゴ、秋山さんより静岡産のイチゴの差し入れがあり美味しくいただきました。どちらも甘くておいしかったです。ありがとうございました。

蔵王の風 2月 例会

  • 2月例会の朝は、霧雨のどんよりとした朝であったが、3日前の大雪は消え去り早春の香りさえ感じられる朝となった。仙台のこのような天候は、2月初旬としては大変珍しい。今年の2月は一時的には、凍えるような寒さや大雪に見舞われても、2日と続かず、積もった雪は直ぐに消えてしまうので、雪掻きは全くしていない。北日本や北陸地方のラン同好の方々には申し訳ない話しだが、暖冬が続いている。この状況は、「集い」会場にと続く蔵王山麓の山岳道路にも影響し、雪道ではなくアスファルト道になっていた。
  • さて、例会は、1月に開催された「世界のらん展」の話題に始まり、岩手花巻の 柏田さんが撮影された記念写真の仕訳作業が行われた。写真は後日皆さんの所に届けられると思いますが毎年のことながら、柏田さんのご好意には感謝である。今年もまた、私のラン専用アルバムに納めさせて頂いた。
  • つづいて、間近に迫っている「世界らん展」への出展と、今月下旬の「とうほく蘭展」の話題である。「世界らん展」については、「日本大賞」受賞蘭の傾向と、藩さん出展予定の2株の話題である。優秀な結果になることを期待していますが、そこは、選考次第とのことである。また、「とうほく蘭展」には、毎年出展なさっている地元の秋山さんが数株出展するとのこと今日の例会に持ち寄ったエピデンドラム-ホワイト開花大株は見事な株である。皆さんから、「これも是非出展しては」と薦められたが、開催日まで持たないのでは、とのこと。開催日に合わせての出展は本当に難しいですね。同じく今日持ち寄った地元の清水さんのFDK(フレッドクラケアナ)‐アフタ-ダ-クの開花大株もまた凄い株である。これからは、「とうほく蘭展」への出展を考慮に入れて育ててみてはどうですか、と、皆さんから薦められていた。
  • 今回の例会もまた30株を超える持ち寄り株がテーブルに並び、観賞と意見交換が行われた。また、根腐れの始まっていたMasdの植え替え実習が行われた。
  • 休憩時間、秋山さんご夫妻からの静岡産イチゴの差し入れと、地元蔵王町産イチゴの食べ比べとなったが、甲乙付け難く、どちらも美味しく頂いた。また、会場内に展示されている年度ごとの集合写真を眺めながら、「年々変化の激しい所は一目瞭然 、( )ですね」と誰かが言われたので、大笑いとなった。

蔵田

次回のお知らせ

次回は第九十回 集い例会 3月5日(日) 午後1時~ らぶりぃにて